2019年09月20日(金)
「地域サイクルツーリズム推進コーディネーター」を拝命しました
弊社役員の西井匠が、一般社団法人長野県観光機構様から
「地域サイクルツーリズム推進コーディネーター」を拝命しました。
長野県下各地で、自転車にのって日本の田舎を楽しむ旅のスタイル」を
定着させる取り組みの外部専門家として、約半年間お世話になります。
観光産業に自転車の活用が叫ばれるようになり、
ある調査によると、何等かのサイクルツーリズム施策を実施している自治体は
54.5%に上ると言われています。
※全国サイクルツーリズム連携推進協議会
「平成30年度地方自治体におけるサイクルツーリズム施策に関する調査」より
弊社も、自転車のまちづくりに携わり企業さんとの共同研究を何年も重ねてきたなかで、
そのニーズや広がり、提供する価値の可能性は大いに観光に活かせるとの確信を持っています。
ただ、地方自治体さんの取り組みが広がるなか、課題も散見されるように。
そうした中での今回の任務は、サイクリスト(自転車をスポーツや趣味として楽しむ層)ではなく
海外からの観光客で、日本の田舎を味わいたいと関東から長野県に入ってくるお客さまに向けたもの。
そうしたお客さまのところに自転車を差し出して、ゆっくりしていただき
いかに新しい楽しみ方、つまり旅のスタイルを受け入れていただけるかがポイントとなります。
自転車を活かしたい、と思う事業者さんとの速やかな連携と、
そのための長野県観光機構さんの後押しがあれば、光るものがたくさんある「古への道」を
観光資源として価値あるものへとプロデュースできるのではないかと思います。
外部からは、ただ自転車(=ツール)がもたらす価値や視界を、適切に差し出すのみ。
全国でつながる同志の皆さまにつなげていただき、いろいろな方にお迎えいただいての任務、
まっとうできるように努めたいと思います。