地域を試食!地域を試着! ローカルワークスタイルセミナー「3年後のきみの物語」【セミナー紹介】

 

 

「自然を感じながら、生き生きと暮らし、働きたい!」

 

「好きな仕事をして、地域を盛り上げたい!」

 

「…でも何から始めよう?」

 

自分らしい仕事、農ある暮らし、コミュニティ・・・気になることは山ほどあるけれど、旅をしてもいまいちピンと来ない、そんな経験はありませんか?

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【写真提供:Yoshinori Arai】

 

 

三重県多気町は、松阪や伊勢から車で30〜40分、人口約1万5000人の里山地域です。山あいの小さなまちですが、近年、自分を表現して働く若者が増えています。
そんな若者が集まって新しいアイディアや仕事がどんどん生まれ、気付けば、思ってもみない働きかたをしていた!という人も。オリジナルのローカルワークスタイルがギュッと詰まっている多気町が、2ステップのセミナーを開催します。

 

●ローカルワークスタイルセミナーのポイント
 STEP1 では 多気町を試食!
 ・週末の夜に東京で開催、トークイベント
 ・伝説のにこぱん、情熱のトマトの試食つき!
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 STEP2では 多気町にトリップ&試着!
 ・多気町で一泊二日の合宿(農家民泊、コテージ宿泊予定)
 ・情熱のトマト農園、伝説のにこぱん訪問
 ・コミュニティビジネス専門家講師によるスペシャルワークショップ
 ・夜はローカルワーカーが一堂に集結!有機農家の食卓を囲んで懇親会

 

 

もし3年後、あなたがまちで暮らしているとしたら?どんなミッションを持って、まちの仲間とどんなドラマを展開しているだろうか?

必要なのは柔軟な想像力!気になる服にちょっと袖を通すキモチで、まちを「試着」してみませんか?

アイキャッチ

【2015働きかたフォーラム(合宿編)の様子/写真提供:Yoshinori Arai】

 

 

「そりゃ若いひとが来てくれるんだったら、嬉しいことですよ~」
と、おっとりと笑うのは、多気町役場移住支援担当の中村さん。

三重県多気町はユニークなまちづくりで有名です、高校生がレストランを運営していたり、森の中で青年たちがしかけるマウンテンバイク文化が振興中。役場が町民をしっかりサポートして。今、ぐんぐん盛り上がりを見せています。

「でも、大好きなことを仕事にしたり、地域に貢献したりって簡単なことじゃないですよね。それって結果にすぎないから。
まずは、自分らしいワークスタイルって何か、まちとの出逢いをきっかけに考えてもらえたらって思います。」

多気町は、若い人の仕事観も吸収しながら、3年後に移住してもらえるまでのサポートができたらと考えているんだそう。

 

 

突然、ハートに火がつく

ワークスタイルのカタチは結果。
移住者の声に耳を傾けると、最初から事業プランを立ててやってくる人ばかりでもないようです。

「引っ越してきてぼーっと山の方を見ていたら、ぼっと心に灯がともった」という移住ママがいます。
自分が事業をするなんて考えてもいなかったのに、灯がついたらまっしぐら!自宅を修繕して子どもだけのお料理教室をオープン。今は都会から通う生徒がいるほどの大盛況ぶりです。
ママ曰く、「ここなら大丈夫、失敗しても終わりじゃないって思えたんよ」

 

 

季節の移ろいを感じて働く3

大好きな仕事でまちの胃袋をつかみ続けているのは、天然酵母パン屋「にこぱん」店主のみきちゃん。二児の母でもあります。

季節の果物でおこした酵母とインスピレーションのレシピで焼くパンは、売り切れ続出!ツリーハウスを設置した自慢の庭は、地元の子どもたちの格好の遊び場です。
「忙しいけど、めっちゃやりがいあるよ!東京のパン屋で働いてたときはな、真っ暗な中仕事に行って、真っ暗な中帰って…そんな生活やった。ある日友達がナスの花の写真を送ってくれて、見て…もう号泣!!それで田舎行く!って決めたんよ。」

ぐちゃごみの店内でもハツラツとした笑顔を絶やさないみきちゃん、県外からもファンが詰めかけています。

 

ハートを燃やして働く4

「トマトは情熱の赤」とおくびもせず話すのは、専業農家の北川さん。
脱サラして農家に転身、土に向き合い20年。化学肥料を一切使わず、竹炭と枯草堆肥を手作りしながら独自の生育方法を切り開いてきました。
一方でJAなど既存の流通を使わずスーパーと直接契約したり自ら販路も開拓してきました。その両方の開拓の道は簡単ではなかっただろうと容易に察しがつきます。
それでも北川さんは顔をくしゃくしゃにして笑います。「わしは生まれ変わっても農家になりたいんさ。こんな面白い仕事はないで」と。
そして、数名のインターン生を受入れて卒業させてきました。「農業はこれから可能性がある、チャレンジしたい若者は応援するよ!」次世代育成に、情熱を燃やします。

 

 

まず、山を遊ぶ

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働きかたは本気の遊びから見つかるかも知れません。
2013年、森の中に新しいスポットが誕生しました。獣害で荒れた里山の古道を復活、人力で作った勢和の森マウンテンバイクコースです。有志による実行委員会が結成され、2015年には国際大会開催までこぎつけました。
実行委員会には、地域の経営者、営業マン、自営業の若者など多様な人々が集まっています。だからこそ、大会運営はいつも顧客目線で本気モード。能力を持ち寄り、ネットワークを活かしあい、ビジネス感覚を研ぎ澄ますことができる、“地域ボランティア活動”の最先端です。

 

暮らしと仕事がデジタルに分かれるでもなく、オンとオフを使い分けるでもなく、どちらも自分を表現したカタチ…それがローカルワークスタイルなのかもしれません。

 

東京に、そして多気町へ、小さなまちのローカルワークスタイルに出逢いに来ませんか?

 

※プログラムの詳細・申込はこちらのページにて→https://niu-mon.com/event/event-1341

 

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【写真提供:Yoshinori Arai】

 

プロジェクトスタッフによる日々のつぶやき、始めました→https://note.mu/hatarakikata/