行政情報の総合誌「時評」という月刊誌に、
「女子力で支える農村振興」という座談会の内容が掲載されました。
農林水産省農村振興局長と、農村で活躍する女性が座談会を開催し
その内容が記事になっています。
農業の現場で活躍する女性の中に混じり
弊社の西井勢津子も、末席で出席させていただきました。
女性の活躍という言葉が躍るなか、女性ならではの視点を求められることが多いのですが
その質問には、実はうんざりすることもあるというのが正直なところ。
座談会でも、「家族に感謝」「男性が女性を支える風土があるからこそ」
という言葉が出ていました。
女性が何か世に立とうとするときに、家族と暮らしを考えないわけにはいかない、
だったら、「活躍すべき女性」でない方が、実は当事者であることから目をそむけないで
と、聞き返したくなるのです。
この座談会では、農業者以外の声や新しい視点を受け入れていただき、
局長や皆さまとの豊かな時間をいただきました。
実は、農村であっても農業に従事している人の割合は少なく、世代で切り取るとさらに明らかです。
今は農村で非農家をどのように巻き込むかが確率を考えても重要ではないか、
子育て中のおかあさんが地域で輝くことが次世代の地域愛を育む効果が高いのではないか、
そんなことをお話させていただきました。
「時評」は、官公庁であればどこにでも置いてあるそうです。
手に取ってご高覧ください。