12期を迎えて

おかげさまで、弊社は6月1日に12期目を迎えました。

11期は、吹き荒れるコロナ禍の影響を少なからず受けた1年でした。

 

手探りに打ち出される政策によって、

消費の波が短い間隔で引いては寄せる、

その荒波は、有事の経営判断の鍛錬になり血肉になりました。

 

そんな中でも歩みを止めず、

地域資源を活かし価値を生み出すために、

ご一緒させていただいた関係各社の皆さま、

本当にありがとうございます。

 

特に近年は、サイクルツーリズムの支援をさせていただくことが多く

大局的には、今まで研究ベースであった自転車の「心地よさ」という感性的価値が、

時代の流れのなかで、実証から実装へとステージを進めている手ごたえもあります。

 

弊社独自のツアー「cazacle」もこの1年で

非常に多くのメディアに取り上げていただきました。

 

”自転車をツールとして、地域の未来に資する事業” は日本の各地域で生まれています。

マニアのためだけでもなく、一過性でもない市場を広げられるよう、

想いを共にする地域とどんどんタッグを組んでいきたいと思います。

 

また、昨年設立した新会社strainsでは、新しい仲間を迎え、出店準備を進めています。

商業リゾート施設「VISON」のグランドオープンは7月20日。

いよいよ近づいています。

 

新しいお店は、これまでの11年間と地続きのもの。

これを読んでいただいている方、スタッフとして働いてくれた方、

お世話になった方、すべての皆さんの笑顔を、

このお店でお迎えしたいと準備に励んでいます。

ぜひVISONにお越しの際は、旅籠エリアのrafにお立ち寄りくださいね。

 

 

瞬足にやってくる未来。

自分も事業も適応することにあがいた1年。

 

けれども、どれだけDXが叫ばれ

変化のスピードが読み切れないとしても、

人はやはり、生身の身体で生きています。

 

それを拠り所とし、12期も、

地域の未来に選択肢を残せる事業へと、まい進していきます。

 

12期目を迎えて

代表取締役 西井勢津子

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