2月13日(土)、中央アジアのキルギスより、8名の研修員が勢和地域を訪ねました。
今回は、一村一品や六次産業をキーワードに、マーケティングに関する研修を行いました。キルギスでもなじみのある野菜やパンの現場では、積極的に質問が飛び交い、日々の暮らしや経済の様子をうかがうことができました。特に、「無添加」「天然酵母」にこだわるにこぱんさんでは、オーナーが創り上げてきた空間に、たくさんの喜びの感想が寄せられました。
ただ製品をつくって売るのではなく、どんな人に、どんな想いや価値を届けたいのか。たとえアクセスの悪い農村でも、質やメッセージ性の高い商品であれば、必ず求める人がいるということ。
実際に、想いをもって商品を生み出す人や行き交うお客さんの表情に出逢うことで、肌身を通して感じていただけたのではと思います。
代わりに研修員がお土産に持ってきてくださったのは、フェルトでできた小さな羊の置物。なんとも愛らしいデザインの羊は、地元の方が手で作り、なんと、日本の大手ブランドに卸しているそう。NIUとしても、こうして互いの文化の「素晴らしいところ」が交わされる現場に立ち会えるのは、とても嬉しい事です。
この場をお借りして、協力いただいた地域の皆さんにお礼申し上げます。
ありがとうございました。
【訪問地】
・株式会社 川原製茶
・せいわの里 まめや
・少女まんが館TAKI1735
・あきふゆ農園
・にこぱん