2016年2月20日、三重の小さなまちから働きかたを考えるプロジェクトでは
1年間にわたって田舎を目指すワカモノと地域の間を行ったり来たりしてきました。
その集大成として開催したのが
詳しいプログラムはこちら
今回は、メールマガジンで報告したダイジェスト版を、NIUニュースでお伝えします。
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第1部 ヒビノケイコアワー
~仕事も家族も一緒に歩み、デザインする~
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フォーラム前半は、 ヒビノケイコさん(四コマ漫画エッセイイスト)の講演。
(ヒビノさんのブログはこちら)
9年前、出産をきっかけに家族で 高知の山奥に移住してきたヒビノさん、
最初は心から話せる人がほとんどいなかったといいます。
でも、泣いてばかりじゃいられない。
「ないならつくろう」と。
かわいらしいイラストで彩った焼き菓子工房をオープン、風景を切り出し、空間をデザインした山カフェ、
ブログで面白おかしく「田舎暮らし」を発信、 旦那さんや仲間と協力しながら移住者サポート・・・
今ではなんと、大した移住特典も敢えてつけず、年間40組が移住するホットスポットになっているそうです。
大学時代から「暮らし×仕事×アート」というあゆみ軸で仕事を創りだしてきたというヒビノさん。
食うということを縁や運に任せてきたわけではありません。
事業を行うときは、 最善・最悪のケース、どちらもしっかり見据えて動く、
身の丈に合った投資と、 価値を生み出しお金にかえるサイクルを回す、
夫婦で何度も話し合ってバランスをとる…
そんな積み重ねをお話してくださいました。
「それはヒビノさんだからできるんでしょ」
と言われることもあるけれど、 私には何もない、ここにも何もない…
それってホント?
誰もがその人らしい価値をもっている。
今の状況を最大限に活かしてみよう。
田舎暮らしのギャップも中傷もネタにしちゃおう。
地域のため…と考えて足踏みするよりも、 自分から幸せの波紋を広げていこう・・・! !
「田舎は、自分で考えて行動する人を求めている。
私の周りの移住者でも 重宝されて就職していった人がたくさんいますよ」
ヒビノさんのメッセージとバネのある笑い声は 、参加者の心をほどほぐし、勇気づけました。
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第2部 ノンストップ!車座女子トーク
<ゲスト>
・移住歴9年 ヒビノケイコ
・移住歴6年 西井勢津子(地域資源バンクNIU)
・移住歴1年 東恩納千晴(かきうち農園)
・チャレンジ中!石島舞(フォーラム合宿編参加者)
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「田舎で働く・暮らす」、実際のところどうなの?!
後半はゲストの経験や参加者の率直な質問をきっかけに、「女子」だから聞ける話せる、ホンネのトークを展開しました。
話題に上ったテーマは・・・
・周り(地域の人など)の巻き込み方
・移住女子の恋愛・結婚事情
・地域の人とのお金のやり取り
・自分でお店をやってみたいあなたへ
・何かを選んだ後ろで、切り捨てたこと、あきらめたこと
・これから未来の田舎はどうなっていくの?
等など
「みんなと無理につながらなくてもいい」
「嫌なことはやらない」
ヒビノさんの等身大の言葉に、 皆さん肩の荷が下りた様子。
ゲストの地道なあゆみと 参加者一人ひとりのあゆみ、 地域の方、行政の方、プロジェクトメンバー。
それぞれのあゆみがクロスオーバーして、立場や境遇は違うはずなのに、
居場所があるという温かさ、これでいいのだとホッとする瞬間や共感の連鎖がたくさんありました。
●アンケートでは、こんな声が寄せられました!
・ヒビノさんが、
・
・リアルな悩みが共有できた
・私も結婚できる!と自信がつきました(笑)
・移住者の先輩(三重)の言葉に実感がこもっていてよかった
・田舎にも都会にもいい点悪い点両方ありますが、 ぶれない信念があれば上手に判断していけると思った
●地元の皆さんからも、温かいエールや期待とともに地元産品をいただきました。
●われらが勢和図書館さんからは、テーマに即した本をセレクトしていただきました。
参考図書コーナーとして展示
●後日、ヒビノケイコさんもフォーラムの様子をブログで紹介して下さいました☆→こちら
たくさんの方のご協力とエールをいただき、実施させていただいたフォーラム。
田舎を目指す人びとが、リアリティを伝える以上に仲間と出会う機会を求めているなど
私たちも多くのことを学ばせていただきました。
アンケートでも多く希望が寄せられたのは、研修や交流の機会でした。
引き続き、田舎を目指す若者が集まる場を創り、本取り組みを続けていきたいと思います。
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