事例紹介:歌子さんと国際大会

このポスターは、弊社がプロデュースしたマウンテンバイク大会のポスターです。

人こそ地域の大事な資源と考え、地元のおばぁちゃんをモデルに抜擢しました。コスプレのような装いと、スパイスの効いたキャッチコピーが相まって、たいへん好評を博したポスターとなりました。

大事にしたのは「誰に向かって発信するのか」です。

スポーツイベントのポスターは、そのスポーツに参加している選手を前面に出すのが一般的です。しかし、それでは「そのスポーツに興味関心を持っている人」しか反応しません。そして、そのような方々は往々にして大会の参加者だったり、すでにこのイベントを知っていたりします。

我々はたくさんの観客に来場して欲しかったので、「自転車のことを知らない人でも、立ち止まって見てしまう」ことを考えてデザインしました。

蓋を開けてみれば、2日間でのべ2000人の来場者。大盛況のイベントとなりました。

この記事を書いた人

西井 匠

自転車なんでも活用博士

スポーツ科学の博士。北京オリンピックではマウンテンバイクチーム監督を務めた。肩書からはバリバリの体育会系と思われがちだが、高校卒業まで帰宅部、大学は農学部という異色の経歴の持ち主。高校時代に単なる旅の足としての自転車からスタートし、最後はスポーツ・競技に至る。この、両極端を知るからこその引き出しの豊富さが好評を博している。
多気町自転車のまちづくりプロデューサー・長野県サイクルツーリズム推進コーディネーターなど

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